100円ジャンケン

年末恒例の東京へ出向いての研修会と忘年会。
今年は会社のみならず、個人でも東京へ出掛けて研修会に参加することが多かったが、今日は会社の用事。
つまり交通費と宿代は社費!
しかも往復共新幹線+ビジネスホテルといういエグゼクティブな待遇。そして出張手当!!
ん〜、毎度のことだが何か申し訳ない気がしてならない。

適当に研修会を済ませ、忘年会へと突入。約100人ほどいる社員のほとんどは知らない顔ばかり。無理もない、年に2〜3回しか顔を合わすことがないのである。

そんな中、ビンゴゲームが終わり、しばらくすると100円ジャンケン大会が始まった。
100円×100人で約1万円!もちろん、最後まで勝ち残ればの話。
さてさて、かくして決戦の火ぶたは切って落とされたのだが、あえなく1回戦負けぇ〜!チェ、つまんない…
そんな時、司会者が「1000円で敗者復活戦」を宣言した。
せ、1000円!ジャンケン1回で1000円賭けるんか?!
どうみてもバカげてる…そんな奴おるんか?と思いきや、続々と名乗りを挙げる者が出てきた。
「よっしゃぁ〜オレもいっちょやったるか!」
もう、ドキドキしまくり…
画して、1000円を握り締めてジャンケンを挑んだのである。
「最初はグー、ジャンケンポン!」
「よっしゃぁ〜!!!」
1回勝っただけで、もうこの喜びようである。
まぁ、このドキドキが1000円で味わえるなら、負けてもいいかなぁ?などと感じていた。
ここでまたまた敗者復活戦の宣言が司会者からアナウンスされた。今回の参加額は何と1万!そんなやつ…おっ1人おる〜〜〜
勇敢なる戦士7人全員でジャンケンすることになった。この時点で賞金は3万円!
嫌が上にもジャンケンを出す手には力が入る。

行くぞぉ〜!
「最初はグー、ジャンケンポン!」
なんと、また勝ってしまった…
さてさて、残すところ自分を含めて3人。
ここでファイナリスト3人のうちの1人が賞金を山分けしようと言い出した。会場からは猛烈なブーイングが飛んだ。
自分も山分けでもいいかなぁ〜と思っていたが、そんな思いとは無関係に司会者の掛け声が…
「最初はグー、ジャンケンポン!」
自分の「グー」に対して、他の2人は「チョキ」…
か、勝ってしまった…