操体法入門  からだの連動のしくみがわかる −手関節からのアプローチ−

身体の一部分の動きが全身に及ぼす動きや重心の移動について、関連性を説明しつつ、治療への生かし方について書かれた書籍。
操体法に関する書籍はいくつもあるが、その概論についてはほどほどに済ませ、いくつかの症例を元に、操体法をどう応用できるかに重点を置いて、かなりわかりやすい書き方がされている。

書籍の半分近くを図が占めていて、非常にわかりやすい構成になっているが、図がなくても十分に使える内容だと思われる。
同シリーズに、「足関節からのアプローチ」編が用意されている。