40代からの節制は寿命を縮める
今、「40代からの節制は寿命を縮める」って本を読んでます。
よくあるネーミングの手法やなぁ〜って思いつつ手に取って読み進めてますが、切口というか視点がのなかなか面白いです。
現在の日本人の死因のトップは「がん」であり、メタボリックシンドロームが原因とされる脳血管疾患や心疾患の死者数を合わせても、「がん」による死者数の方が多いそうです。
また、BMIによる調査結果から、痩せた人よりも太った人の方が長寿であることは良く知られていることですが、なぜ、メタボ対策なのか?
また欧米では日本とは逆にがんよりも脳血管疾患や心疾患の死者数ががんよりも多く、メタボリックシンドロームへの対策が重要であることはわかりますが、日本政府は単にこれを受け売りとして行っているだけではないか?という著者の指摘は興味を引かれ、引き続き読んでみようと思いました。
健康のことを考えて、好きな食べ物をガマンしているのに、全然見当違いのことをしていたとしたら、無駄な努力ではないでしょうか?
特にストイックな方、一度読んでみられてはどうでしょうか?
40代からの節制は寿命を縮める EBMが教える、「我慢型医療」のウソ (朝日新書)
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/12/30
- メディア: 新書
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