坂本九の唄

バウーディーの村を訪れ昼食を取った後、ホットスプリング(鉱泉)を周って、マッシュルーム地帯へと入って、いよいよ白砂漠の中心へ。
やっと宿泊先に着いた〜とはいっても、ここは砂漠のど真ん中!
いよいよ砂漠で夜を明かすのである!
ドライバーが夕食や宿泊の準備を整えている間、自分は写真撮影にあちこち走り回る。
夕食はチキンの丸焼きで、隣のグループが使う調理用のバーナーを借りるため、そちらのキャンプ地まで少し行った。テントが4つ5つ並んでいて、なんだか楽しそう。自分もグループで参加させてもらえばよかったなぁ…とちょっと後悔。
夜はドライバーと2人きりで食事をしていると、隣のグループからリズミカルなドラムの音が聞こえてくる。あぁ〜やっぱりグループの方が楽しそう。
でも、今回は個人で参加って事でじっくりドライバーとも話すことができるので、これはこれで楽しい。
今日のドライバーはアズミーという43歳の中年男性。以前は教師で国語と歴史、地理を村で教えていたとのこと。
いろいろ話していても、時折居なくなるのでトイレかと思ったが、どうやらお祈りをするため、少し離れた所へ行っていたらしい。
そろそろ寝たいなぁ〜と彼に告げると、寝袋の準備を始めた。
先にテントを立てればいいのに…と少し不自然に思ったのだが、気にせずにいると、どうやらテントではなく、寝袋だけで夜を過ごすとのこと。
さすがにこれには驚いた!
キャンプ=テントだろ?とは思ったが、そういえば必要な機材は全て貸すので心配ないと事前の交渉では言っていたが、テント泊とは言ってなかった…
バカにしているのか…それともこれが当然なのか…隣のグループはテント泊なのに…
まぁ、こんなこともあろうかと防寒対策で嫁に寝袋の下に着るシーツを借りてきたので、少し安心だった。(結局これを使うまでもなく、相手の用意した防寒具で事足りた)
砂漠にじゅうたんを敷いて、寝袋と毛布に包まって、見上げれば明るい月といくつかの星が天井を飾っている…。案外、テントよりいいかも?
〜見上げてごらん♪夜の星を〜