無料招待!

ある掲示板でコンサートの無料招待という内容の記事を見つけた。
人数限定とあったので、もう定員に達してるだろうなぁ…と思いつつ、連絡を取ってみると、既に定員には達しているので、チケットの手配はできないが、会場で名前を言えば入場できるように手配してくれた。
自分の好きなジャンルのコンサートだったので、ちょっと期待して嫁と2人で聴きに行った。

かなりの人が来ている様子で、しかも皆キッチリとした身なりで来ている。
7分丈のパンツで行ったのは間違いやったか…

チケットを持たずに会場入り口にある関係者窓口へと行って見ると、スタッフとお客さんが親しそうに会話を交わしていた。顔馴染みなんだろうと思い、話が終わるのをしばらく待って、チケットを持っていない旨を伝えると、
「誰の紹介?」とぶっきらぼうに言い放たれた。
オ…オイオイ、さっきの人とだいぶ応対が違うぞ?!
やっぱチケット無いと入れんのでは…と、不安に思いながらも事情を告げると、チケットをすんなりと渡してくれた。ん〜この差は何やねん…と、ちょっとフクザツな気分になった。

入ってみると、大ホールっちゅうだけあって、かなりのスケールで、しかも1階で結構ステージが近かった。
やっぱ関係者として招待されるだけのことはあるなあ…などと、なんとなく優越感を嫁になすりつけてみたくなる。

ところが…タダっちゅうのは怖いものである。
聴けども聴けども、なかなか終わらん。30分ごとにアーティストが入れ替わるが、1時間半済んでやっと中休み。もう帰りたくなってきたのだが、なんとなく半分で帰るのが勿体ないような気分に駆られたのが大間違い!
ちなみに、このコンサートの本来の価格は\5,000!
どんな人がカネ払って行ったんやろう?
とてもじゃないけど、コンサート名や会場は書けんなぁ…