四十九日

何か面倒臭い〜って言ってしまうと親父に悪いが、ホンマきつかった。
お寺さんが来られ四十九日が始まる定刻を少し回っても叔母さんはゴソゴソ用事をして、祭壇にご飯を持ってきたり、余分なものを取り除いたりと…やめてくれ〜って叫びそうになりながらも、どうにか堪えた。

特に親父の家に帰ってきてから墓をどうするかって話をされた時は、空気がカチ〜ンって凍る音がしたように感じた。
「お父さんも私(おばさん)もあなたたち兄弟も同じお墓に入るんだから…」
猛烈に反対した。それは嫌や!

こんな感じだったので、無事と言えるかどうかはともかく、終わってくれただけでホッとした。