第10回淀川市民マラソン参戦
今回、初めて淀川市民マラソンに参戦することになった。
枚方市で開催されるということで、"ひらかた"と言えば、ABCラジオの『おはようパーソナリティー道上洋三です!』のアシスタントをやっている秋吉えみちゃんの出身地である。
初め、"枚方"とみて「まいかた」と読んでしまい、嫁にバカにされた。例によって常識の無さをさらけだしてしまった〜。(特に地理は苦手)
常識とは無関係に、今日は11/23(祝)に開催される本命レース"福知山マラソン"の調整として、フルマラソンを1度走っておこうという事で参戦した。
前回10月に武庫川月例フルマラソンでは、30km地点でリタイヤしたこともあって、今日は是非ともフルを走り切っておきたい。
しかし、本気で走りすぎて本命のレースに支障をきたす様なことでは困る。この辺が難しい所であった。
11月とはいえ、スタート時点の天候からしてかなり高い気温が予想された。(25℃〜28℃であった)
スタートして直後は、自重して走っていたのだが、段々いつもの悪いクセが出てきて、ジワジワとペースが上がり始める・・・いかんいかん。
- ◆「調子も上がってきたし、ちょっとくらいペース上げてもエエんちゃうか?」
- ◇「アカン!今日は調整で来たんや!」
- ◆「んな事言うてたら、いつまでたってもサブスリーなられへんぞ!」
- ◇「そうやってペース上げて前半飛ばし過ぎて、いつも後半失速してきたからな。今日は調整やから終始イーブンで行く」
- ◆「ええタイム出したいんやろ〜?」
- ◇「タイムは福知山で狙う!今日は調整や!」
- ◆「今日もタイム狙って、福知山でも狙えばエエやんか?」
- ◇「絶対イーブンで行く!」
ど〜してもペースを上げたい本音の自分と、理性派の自分の意見がぶつかり合う。途中、もうペース上げたろうかな?って思う時が何度もあった。
- ◇「よっしゃ!ほな、30km過ぎたら好きなだけペース上げてエエ事にしよう!それまではイーブンで粘れ!」
- ◆「・・・わかった・・・」
と、納得したかに思えても、ハーフ地点くらいまではなかなか落ち着かなかった。
ゆっくりだった分、フォームの事をいろいろ考えたり、周囲のランナーの走り方を観察した。
- 足音のうるさい走り方
- 上下動が激しい走り方
- 変にストライドが長い走り方
いろんなフォームがあるが、フォームにロスが大きいと42kmはしんどい。他人の事ってホンマようわかるもんやと、感心してまう。
ハーフを通過した辺りで、いつもよりカラダが楽な事に気が付いた。当然といえば当然である。それだけゆっくりしたタイムだったわけである。
そう!ハーフを過ぎてから、そして30kmを過ぎてからがマラソンやと言われるのは、その辺にあるのかも知れん。何ぼ前半好調でも、後半失速してはあまり意味がなくなる。
さらに30km地点を通過しても、まだカラダは元気で、周りをゴボウ抜き状態であった。そらスタミナ貯めてたんやから、当然か・・・
ゴールして思ったのは、気合とかやる気を入れなくても、まずまずのタイムで走れるって事だった。タイムは3時間29分37秒
逆に"気合"とか"やる気"見たいなモノで走ると、カラダが付いて行けなくなってしまう。
今日の事を踏まえ、次の本命レース"福知山マラソン"の作戦を考えたい。