作戦通りの走り

いろんな悪条件が重なったこともあり、いいタイムが出る見込みは薄く、せめていい走りがしたいと考えていたので、前日の作戦会議どおり、4分45秒/kmのイーブンペースで最後まで押し通せる走りに心がけた。
スタート直後、例によって人ごみで前に進めめず、スタート地点を通過したのは、号砲が鳴ってから3分20秒も経ってからだった。ん〜仕方ない。
1kmを過ぎると徐々にランナーもバラけてきたが、それでもまだ間隔が狭く、追い抜いていくのは難しかった。
焦る気持ちを落ち着かせながら、着々とラップを刻んでいく。