優雅なひと時

冷蔵庫にある材料を見ながら何をたべようか…ではなく、何が食べたいかでメニューを決める。
あんまりグズグズしていると鬼嫁が帰ってくる。
思いがけなくイカがあったので、今日はそれも使ってみることにした。

どうせなら作るときから気分を盛り上げたい。
メニューと音楽の兼ね合いで全く違う曲のどちらにしようか迷ったが、少ない手持ちのCDの中からチョイスしたのは、


Chopin Works 2
(探したけどリンクが見つからん)


調理しながら台所で聴くには、少々ボリュームを上げて聴きたい。
彼の世界にどっぷりと浸る…なんと優雅な昼のひと時。…と浮かれてると指切るぞ!
ふと、先日呑みかけのワインが残っていることを思い出したが…
呑んでしまえたら最高だったのだが、今はぐっと我慢。

携帯の時計をチラッと見ると、鬼嫁が帰ってくるまでまだだいぶ余裕がある。
もう少し優雅な時間に浸っていることができると思うと、ほっとしたのも束の間、調理を急ぐ。

曲に似合わず皿に盛った料理は超大盛り!
これも優雅って事でまぁいいっか…
気分は上々〜部屋の内装も変えてリッチな気分をさらに上げたいところやけど、そんなことしてると鬼嫁が帰ってきてしまう!
その前に…いただきま〜っす!

ゆっくりと…そして素早く優雅にお昼を食べ、嫁の帰還に間に合わせるべく、すぐさま調理に掛かる。
ちょうどいい頃合で玄関の戸が開く…