15秒差を詰める!

毎年恒例の春の武庫川駅伝大会が今日も開催された。
多分、今年で9回くらい出場している計算になるなぁ…
考えてみればランニングも長いことやってるわけで、その割りには進歩せんなぁ…って?

今回はちょっとタイムでも狙ってみようか?!なんて欲を出して、ウォーミングアップも兼ねて5kmのコースを下見に行った。とはいっても毎年コースは変らないわけで、下見の必要も特にない。
コースじたいは河川敷を2.35km上って折り返してきて、タスキを受け渡すゾーンを一度やり過ごして、150m下って折り返して来てタスキを繋ぐというもの。1,2,4,6区は5kmで3,5区は3kmとなる。
初めてのアンカーを務める事になったわけで、終盤ともなるとランナー同士が離れていて面白くないなぁ…などと思っていると、意外に前後のランナーが接近した状態でタスキを受けた。
「おおっ〜やったるでぇ〜!」と最初からターボで行く気満々。

早々と2人抜いて、しばらく走ってもう1・2人抜いて…ゴール前を一旦通過する際、前のランナーと15秒差である旨を先輩が告げてくれた。
「残り300mで15秒差詰めろって?!」
なんか微妙な差やなぁ…と思ったが、煽れるだけ煽ったろうと思い、最後の力を出しにかかる。
前のランナーが150m先の折り返し地点から戻ってくる。
「はは〜ん、アイツやな?!」
あのスピードでは追いつけんかも…そんなことを考えながら折り返し地点に差し掛かる。
差し掛かるはずなのだが、一向に折り返し地点がないのである…。
あれ…まだかな…150mってそんなに長かったかな…だいぶ疲れててパース落ちてるからかな…
行けども行けども、折り返し地点がないのである…