第19回福知山マラソン大会

初めて福知山に出場したのが、たしか第10回の記念大会だったから、あれから10年ってことになる。その間、たしか3回ほど出場できなかったので、多分7回目くらいの出場になると思う。

タイムから先に報告しておくと、3時間20分でベスト3の記録だった。
今春の篠山マラソンよりもいい結果となったが、レース全体から考えるとあまりいい展開ではなかった。
まず、序盤の飛ばしすぎに気付くのが遅すぎたこと。
距離表示がよくわからず、5km地点の通過タイムが20分だったことで、ようやくその事がわかった。1kmを4分で走っていることになり、このまま走り続けるとハーフマラソンでも出したことがない記録となり、計算上は2時間48分という驚異的なタイムでゴールする事になってしまう。サブ3は憧れではあるが、現状では有り得ないタイムと言えよう。
さてさて、5km以降レースがどうなったかというと、マラソン経験者なら想像はつくと思われるが、悲惨この上ないレース展開が続いた。
だいたい、なんでこのような飛ばしすぎが起こったかというと、スタート直後に他のランナーの腕がこちらのウォッチに当たり、計測が一時止まってしまったことが挙げられる。
おいおい、なんちゅうことすんねん…仕方なく再度スタートボタンを押すと、無事計測を始めてくれたが、何やらラップモードになっており、表示がゴチャゴチャになってしまっていた。
10km地点通過が43分。だいぶペースを下げたが、それでも1kmあたり4分18秒。まだまだ速い…もっと下げろ下げろとカラダに言い聞かせるのだが、周りのランナーが自分をバンバン抜いていくから、なかなか思うようにスピードが落とせない。後で考えたら、当然のことなのだが、フルマラソンで10km地点を43分で通過するようなランナーを基準にしていたら、どうなるかを冷静に考えるべきだった。
さらにさらに厳しい展開が待っていた事は言うまでもない。
すでに、ストップウォッチ機能が当てにならなくなってきていたので、時計モードで通過タイムを確認するしかなかったわけで、スタートが10時30分だったのを逆算しての算出。
20kmだったかハーフか忘れたが、通過が1時間33分。1kmの誤差は大きいがいちいち覚えていられない。
それにしても、レースの建て直しは不可能に近いものがあった。
中間点を過ぎて間もなく行くと折り返しのポイントがあり、そこをUターンして戻って走ってくると、自分が集団のかなり前の方を走っている事がわかった。
まだ挽回できるかも…
そう思いながらレースを続けるが、どんどん抜かれる。こんなに抜かれまくったのは初めてちゃうやろうか、ってくらい。おそらくペースが右肩下がりに落ちていったんやろう。
かなり足にもダメージが出ていた。以前なら歩いたであろうと思われる辛さだったが、先々の事を考えると痛みが和らいだ。あと〜分の辛抱…