いつものように1500mと5000mの両方にエントリーで臨んだ。
5000mが本命だが、ウォーミングアップのつもりで毎度1500mなどを走るようにしている。
アップの割にはいつも必死である。
特に今回はホンマに苦しかった。最近トラック練習が出来てないからやろうか・・・。
5000mを走らずに帰ったろうかなぁとも思えるほどしんどかった。
途中、先輩の声が聞こえたような気が・・・と思ったが、考える余裕がなかった。

5000m3組にエントリーしていたので、1500mが終わってから1時間以上あった。
結構1500mが効いたので、スタート直前までボ〜っとしていたかったのだが、日没で気温がグッと下がってきて寒くなってきた。
せっかく死にそうになりながらアップしから、体を冷やすわけには行かない。嫌々軽くジョグをしていた。
これがなかなか良くて足が少し軽くなった。普通に考えたらクールダウンの効果なんやろう。

5000mは初っ端から皆飛ばしてきた!
マイペース、マイペースや!
先頭に引っ張られんようにペースをキープ。
目標のペースは18分台を目指して1周400mを1分30秒で走ることを考えた。
先頭グループは3組の割りに結構速い人達がいるようであった。
「汚いぞ!お前ら4組目で走らんかい!」
ゴール地点から対角線上の位置(200m地点)にうるさいオッサンがおった。
知り合いが走っているのか、「前に着け!」とか「ラップが1秒ずつ落ちてるやないか!行ける思うたら前の奴(自分の事)抜け!」など、いろいろ叫んでいた。
悔しいが、そのランナーは実力がかなり上で着いて行くことは無理だった。
さっきは寒いと感じていた気温が、走っていると丁度エエくらいに思えた。
ラスト1周になった時、息が上がりまくってるランナーが前にいた。
コイツには負けんとこう!と思い、かなりペースを上げた。
少し抜いたくらいでは着いて来られる可能性があるので、だいぶ距離を空けた。これくらい空ければ大丈夫・・・。
ラスト100mの直線になった時、18分30,31・・・とタイムを読み上げる声が聞こえてきた。
「19分切れるわ〜」と安心して少し気が緩んだのか、ゴール手前でさっき抜いた奴に逆転されてしまった・・・。あんだけ空けたのに・・・
いちおうベストタイムではあったが、ラストは頂けない。