もてなし力

ラソン大会と聞くと、普通の人はTVに映るシリアスな大会をイメージしがちで、そういう大会も結構ある。でも、今回の24時間〜は走るというよりも、"社交場"みたいな感じだったように思う。
なんせ、テントの周りからは、焼きそばや焼肉、魚を焼いた匂いなど、まるでキャンプをしに来た様な雰囲気。時折、「ほな、そろそろ順番なんで、行ってきますわ〜」とか、「戻ってきました〜」「お疲れ様〜何か飲みますか?」って感じで、一応リレーマラソンであることを思い出す。ホンマ、走りはどうでもよくて、おしゃべりと食事がほとんどである。
冗談で接待ゴルフがあるなら、接待マラソンがあってもエエやん…って言うた事があるが、意外にいけるんちゃうか思う。実際、自分が入れてもらったチームも半分くらいのメンバーは会社の知合いとのことで、職場でチームを組んで出場しているチームもかなりあった。
今やったら、休みの日まで職場のメンバーと顔を合わせたくない…って言う人らも多いけど、チームの組める職場ってのも、それなりの人間関係がないとできんことで、その点はすごい羨ましい。
入れてもらったチームの人達は皆エエ人らで、何が違うんやろうってアレコレ考えてみた。やっぱ"もてなし力"がちがうんやわ…
結構いろんなことでお互い気遣って、でも遣い過ぎってこともないからぎこちない感じも特にない。エエ年のおっちゃんorおばちゃん+若手が少しやけど、なかなかこういうメンバー揃えるのは難しい思う。