1000mの1本目が終わった・・・リカバリーは3分。
毎度おなじみになりつつある1000m×5本のインターバルの始まりである。
そして今回から心拍計のインターバル機能を使っての初トレーニング。
何がインターバル機能かって・・・
リカバリーの時間をキッチリと計って、容赦なく次のセットに入る仕組みになっているのである!息が上がってようが疲れていようが、心拍計には関係無くプログラムが進められていく。
3分のリカバリーをジョグでスタート地点まで戻ってくると、残りが1分30秒あたりを示していた。まだ1本目はそれほどキツく感じなかった。
10秒,9,8・・・2,1,0〜ピピッ〜スタート!
2本目が自動的に始まる。いつものように2本目から足が軽くなる。
2本目が終わったあたりから、何か急にしんどくなってきた。
それでもリカバリーは3分!ビタ1秒負けてくれへん・・・機械の様に冷酷非道な奴め!段々怒りが込み上げてくる。
今日は5本は無理やでぇ・・・。2本目のリカバリーでそう悟った。
今日は3本で終わっておこう。無理したらアカン。心拍計はプログラム終了で黙らせたらエエんやし・・・。
そんな事を考えているうちにどんどんリカバリーの残り時間がカウントダウン
されて行く。
その時、今何時くらいやろ?と時間が気になって、時刻を見ようと心拍計を触ったのが幸いして(?!)カウントダウンが一時的に止まった。再び作動させるまでてこずって(?!)30秒ほど掛かったことで、なぜかその分儲けた気がした。たった30秒であるが・・・。
それでも3本目がスグに始まった。もうイヤや〜と思いながら、これで終われるんや〜ラストやから気合入れて走るぞ!とばかりに頑張る。
3本目が終わって、「リカバリーやってから終わろ〜」と思い、ジョグでスタート地点まで戻ってくる。3分のリカバリーが終わる時間が近づいてくると、さっきまであった疲れがなぜか取れているように感じられた。
まだ行けるかも・・・?行けそうや!
でも、ここで止めずに4本目を走ってしまうと、5本目まであと1本・・・となるとあとたった1本やったら5本目も行ってしまえという気分に絶対なる!4本目行かんと止めた方がエエんちゃうん・・・。
考えてる時間が残り少なくなってくる。
ピピッ〜4本目スタートである!

心拍計って嫁より怖い存在やと言う事がよくわかった。
人がどんな苦しい状況にあろうが、残り時間を淡々と告げてくる所が怖い。
えらい買い物をしてしまった〜